【成功者になる】持つべきは5つのノート
メモをとる
社会人の一年目、先輩上司からのアドバイスは
「とにかくメモをとること」でした。
その効果は確かにありました。
自分のタスクを整理したり、過去の業務の進め方を振り返えるのに
メモは私を過去から支え続けてくれました。
しかし、この「メモを取る」という行為も
使用するノートを分ける、種類を変えるだけでさらに効率よくビジネスに
利用することができます。
そしてビジネスだけではなく、自分の人生もノート一つで大きく変えることが
できるのです。
私が普段利用しているメモ、ノートの種類について紹介します。
1.読書ノート
あなたは一年で何冊の本を読みますか?
そして、その内容は頭の中にどれだけ残っているでしょうか?
人は忘れる生き物です。本に関しては読んだことすらも忘れるかもしれません。
せっかくの学びを忘れない、そして何度でも思い出すために読書の記録をつけましょう。
ノートに書いてある内容はシンプルです。
本を読みながら役に立つ部分にマーカーを引いて、一冊すべてを読み終えたら
・題名
・作者
・読んだ日付とイベントがあった日はその内容
を書き、マーカーを引いた部分を書き写していきます。
書き写すのにも一冊につき1時間程度かかりますが、
時間が経ってから再度読み直す手間を考えると断然有意義な時間になります。
さらに本の感想や考えさせられたことを書くのもいいでしょう。
また、ノートもMOLESKINEを使っています。
https://www.moleskine.co.jp/クラシック-ノートブック-グリーン/p0457
サイズはB6とメモ帳サイズですので携帯性も良く、
仕事中に時間が空いた時や休憩中に見返していました。
また、本を読んで書いた分が自分の成長としてノートに記されていくので、
読書のモチベーションの持続につながりました。
2.スケジュール帳
言わずもがな、スケジュール帳です。
これは日々の管理(現在)のために使用しているノートです。
しかし、このスケジュール帳も日々の業務やイベントを書き残しておき、
一年の最後に月ごとの振り返りをします。
その時に出会った人、経験、失敗から何を学んだかを振り返ります。
自分の過去は今の自分を形作る素材です。
その素材をどう加工(意味づけ)するかで良作にも駄作にもなってしまいます。
一つ一つの経験から学びを抽出しましょう。
3.雑記ノート
その辺のコンビニでも売っているただのB6のノートです。
携帯性の良さから普段でもスーツのポケットに入れています。
メモする内容は仕事上の内容から、ふと思い浮かんだアイデア、
調べたいこと、考えたことなど内容は固定していません。
思いついたことをすぐに書き出すことができるものを身近に置いておきます。
過去にトイレで用を足しているときに突然最高のアイデアが浮かんで、
手を洗う頃にはすっかり忘れてしまっていたという経験がありました。
(今も思い出せていません...)
そんな苦い思い出があったからこそ、すぐに書き出すことを習慣づけています。
4.野望ノート
野心家 中村慧子さん著 「はじめての野心」を読んで書き始めました。
https://www.amazon.co.jp/はじめての野心-夢を最短最速でカタチにする方法-中村-慧子/dp/4847094697
この本では、何かしたいけれど何をすればいいのかわからない。
行き場のない熱意をもった人を導くためのノート、
「野心ノート」を書くすゝめが記されています。
この「野心ノート」にプラスして、
今感謝できるものや身に着けたい考えなどをルーズリーフにまとめ
独自に追加していったノートが「野望ノート」です。
今のSNSやネット上ではためになる格言や名言などが広く紹介されています。
しかし、それをスマホで眺めるだけで自分のものになっていません。
なのでそれをどんどんノートに書き出して読み返しています。
また、野心ノートの部分でも時間が経つにつれて書き足しています。
このノートはまだ達成できていない未来を記すノートとしています。
5.自分ノート
これまでに紹介した中で一番重要となっているのがこの自分ノートです。
過去に自分会議のすゝめに登場したノートです。
このノートは自分自身との会話を書いていきます。
自分が思っている以上に自分の中の自分は言葉を発しています。
叫んでいるといっても過言ではありません。
しかし、日常生活の雑音や様々な外からの声のせいで
自分自身の声を聞く機会が少なくなっています。
私はこの自分会議を行うようになってから人生にいい変化が出てきました。
これまでは会社員として会社のためにストレスを抱える生活でしたが、
自分が本当にやりたいこと、達成したいことをこのノートで見つけました。
そして、その過酷な道を進む決心も失敗して倒れた時もこのノートで
自分自身に寄り添い、前に進んできました。
自分を一番よく知っているのは自分です。
自分の本音を信じてみてください。
終わりに
スマートフォンが普及しているこの時代、紙とペンの代わりにキーボードと画像で
メモを残すことが増えてきました。
それでも手書きで書くのにこだわるのには理由があります。
それは、手で書いたものにはその時の覚悟や熱意が字に残るからです。
時が経って見返したときにその字の強さと字体から過去の自分の感情により近づくことができます。
過去の自分と会うことができれば、くやしくて前に進みたいと泣いたあの日から
自分がどれだけ進むことができているのか再認識することができます。
つらい過去は自分に必要な出来事だったと理解できたとき、新しい世界が開けます。